闇口。 愛すべき"私"の対称なる存在。言うなれば鏡の向こう側。相反する存在。 全ての蛮行は彼女を想ってこそ。 全ての愚行は彼女を愛するが故。 彼女の幸せ 彼女の喜び 彼女の楽しみ 彼女の"正"の感情は"私"の身を焦がす。 彼女の"正"の感情を奪うのが"私"の楽しみ、"正"の感情。 "私"の道を阻む者は全て敵。 "私"の物を奪う者は全て敵。 さぁ俺の敵よ、俺の物を奪う者よ、その身にこの呪いを受けるがよい。 その身体をひとかけら残さず滅ぼそう。 それが俺の喜び――彼女の"負"――に繋がるのだ。 さぁ、楽しい狂宴を始めよう。 2007/6/26 UP お気に召しましたらクリックお願いします。(ワンドリランキング) |